あの日からちょうど6年が経ちました。
復興に向けて前を向いて動き始める流れがある一方で、まだまだ時間を要する環境下にあるところも多いと伺っております。
当時、埼玉県老人福祉施設協議会のご尽力も賜り、当施設から気持ちひとつで救援活動に向かった時のことを鮮明に覚えております。
そこは宮城県内のとある特別養護老人ホームでしたが、海が近いこともあり津波の影響を多分に受け、周囲の家は潰れ、道路は抉れ、木々や電柱がなぎ倒されているところも多くありました。
ただ、それでも懸命に、人々の生活は続いていきます。
その時の我々の活動がどのくらいのお役に立ったのかは分かりませんが、これからも我々に何が出来るのかを日々考えながら取り組んで参りたいと思っております。